入居企業インタビュー

札幌市産業振興センターインキュベーション施設「スタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)」の 入居企業にインタビューさせていただきました!

やよいインテリアデザイン合同会社

起業に至るまでの経緯を教えてください

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代表社員   住岡  和美

実は、起業するつもりは無かったのです。

起業前に勤めていたインテリア会社が札幌から撤退することになり、私自身も本州に転勤する話が進んでいました。でも、札幌でのお客様との縁を断ち切りたくなかったので、思い切って起業することにしました。

起業をすることに勇気が必要だったと思います

決断したタイミングはありましたか

周りの人に相談したところ、「やってダメならまたサラリーマンに戻ればいい、やってみたら?」と言われたのが、起業を決心する後押しになりました。

自分が働けるのがあと20年だとすると、一度は何かやってみるのもいいのかな、という気持ちもあり踏ん切りがつきました。

起業をするにあたって大変だったことはありますか

準備をして起業した訳ではなく、思いがけず起業するタイミングがやってきたので、何から始めればいいかわかりませんでした。事前の準備から登記までが一番大変でした。「定款とは何ぞや?」からスタートしているので、いままで見聞きしたことがない知らない言葉が沢山でてきました。

起業に至るまで5歩進んで10歩 下がるような大変さを感じました。

これから起業される方には、1~2年前から計画的にセミナーや勉強会に参加して、起業までの全体的な流れをつかんでから手順を踏んでいくことをお勧めします。

SPRに入居するきっかけを教えてください

まず、事務所を構えなければいけないのでインターネットで調べました。札幌市産業振興センターという建物は知っていたのですが、まさか起業家が入居できる施設が入っているとは思わなかったです。ホームページを見て初めて知りました。

電話をしたらすぐに案内してくれたので、入居する方向で進めることにしました。

実際に入居してみてどうですか

            
オフィス

施設の立地条件、周りの環境がとても良いと思います。

ここの施設の担当者をはじめ、皆さんにとても良くしていただいているので、何かあっても相談できるな、という精神面でのサポートをいただいています。

また、他の入居者の方たちの存在も心の支えになっています。今はコロナ禍で直接会っての交流は出来ませんが、同じ仲間がいるんだと思うと心細さを感じません。

これから利用したい支援はありますか

これからやらなければいけないのが、会計業務です。税理士にお願いするとしても、経営者として会計の基礎知識を身につけたい、と思っています。(事務局:SPRでは入居者に対し、月1回相談会を行っています。専門職に相談することができるのでお気軽にご利用ください!)

また、経営するうえで融資を受けるなど資金を集めることも重要だと感じました。創業したての企業が利用しやすい融資制度を教えて欲しいと思います。

私が創業するときに大きく力になってくれたのが、商工会議所の方でした。融資の関係で親身にアドバイスをいただきました。

SPR入居後には、入居者に対し補助金や融資関係の案内メールが届いていますので上手く利用して、このコロナ禍でも乗り越えていけるかな、と感じています。

起業を考えている方にメッセージをお願いします

簡単な気持ちで起業するべきではないと現実的には思いますが、やはり「やってみよう」と思ったそのタイミングで動き出すのが一番いいと思います。

企業に就職して定年まで勤める方が多い中、予期していないことで自分の方向性が変わることがあります。

一人で起業したとしても、周りにサポートをしてくれる人が必ず現れます。分からないことについては、声を発して誰かにサポートしてもらうことが一番大事なことだと思います。

会社概要

  • 設立: 2021年3月31日
  • 建設業・インテリア販売業

𝄃 事 務 局 後 記 𝄂

起業を考えている方に切実なメッセージをいただきました。

穏やかなお人柄と、起業のタイミングを逃さずに飛び込んでいく「芯の強さ」を兼ね備えた素敵な方でした。これからもご活躍を応援しています!

R-e株式会社

起業に至るまでの経緯を教えてください

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代表取締役   中島  康成

起業する前は、金融機関に勤めていました。日本だけではなく色々な軸の中で動けるというところに魅力を感じ、地方銀行に身を置いていたわけですが、その中で中国北京に3年間勤務していた経験があります。

何千年と世界の中心にいた中国ですが、20世紀は経済的には多少停滞してしまいました。その中国が21世紀は経済で再び世界の中心になるために、諸外国を見ながら自分たちはどこでなら勝てるのか、マーケットを見ながらよく研究してビジネスを展開していました。それを目の当りにして、自分も「人生一度きりの中で勝負してみたい」という思いがあり、ベンチャー企業に行くために9年半勤めていた金融機関を辞めました。

北海道大学系のベンチャー企業に入ったのですが、その時に今のR-e㈱に繋がるビジネスを経験しました。北海道大学工学部のロボット技術をベースとしながら、ロボットをアパレル(衣服)に落とし込んで、重労働の負担を軽減する、特に中腰姿勢の時に効果を発揮する技術を開発する事業に携わりました。

その後、父親が経営する会社に勤めましたが、「伸びるマーケットで自分にできることがあるのではないか、勝負してみたい」と思い、R-e㈱を設立しました。ベンチャー企業の経験を経て、もう一度チャレンジするための設立でした。

「よし、起業をしよう」と決断したタイミングはありましたか

企業に身を置いていると、上司に了承を得たり、社内でもコンセンサンスを 取ってから動かなければならなかったり、と判断に時間が掛かります。自分の意志で決められる環境をつくり、スピード感をUPさせてもっと早めに仕掛けていきたい、と思い起業を決断しました。

また、既存の働く概念や空間がどんどん変わっていく中で、「別の器」でチャレンジしたいと思ったのも起業のきっかけです。その中で「働きたい人と働く」ということも重要だと思ったので、高校の同級生の川手さんに声をかけて一緒に働くことになりました。

SPRに入居するきっかけを教えてください

シンプルに家賃が安いです。

シェアオフィスは色々と見に行ったのですが、広さが足りなかったり、家賃が高かったり・・・。また、空間が共有されすぎていて、ほぼ共同生活を送っているようなところもありました。自分たちの働くスタンスとしては、もう少し独立した空間が必要だと思ったこともあり、SPRにたどり着きました。

また、ICC(インタークロス・クリエイティブ・センター)が同じ建物に入っているということも入居した理由の一つです。今後ICCと融合してできる事業があるかもしれない、という期待もあり入居しました。

実際に入居してみてどうですか

 
オフィス

川手さん : 入居前とイメージが変わったということはあまりないです。給湯室があり、設備が整った施設だという印象です。恵まれた環境で働かせていただいているな、と日々感じています。

中島社長 : 中心部に近い場所にあることにメリットを感じています。 いままでは東札幌という地域に馴染みは無かったのですが、立地がいいと思いました。 また、スタッフが熱心で、予想よりも色々とバックアップ体制が整っていると思いました。

他の入居者さんとも、もともと繋がりがあったので、ゆくゆくは彼らと一緒に新しいビジネスを生み出せたらいいな、と思っています。

SPRへの入居を検討されている方にメッセージをお願いします

SPRでは、行政が起業しやすい環境を作ってくれています。迷ったらここを一番手に考えてもいいのではないでしょうか。

大企業で定年まで働くというモデルが崩れてきており、スキル等を活かして小さいユニットで働く時代になってきていると思います。このSPRという器を利用して、ここから巣立ってさらに自分が理想とするところに羽ばたいていくためには、丁度いいステップになると思います。

会社概要

  • 設立:2018年7月17日
  • 身体機能補助機器および身体機能補助システムの研究開発、企画、製造および販売
  • センサ内蔵ウェアに関する研究開発、調査、企画、技術提供およびコンサルティング
  • 医療、介護福祉、スポーツ、作業用の 機器ならびに器具の企画、開発、製造、販売、賃貸および管理
  • ホームページ

𝄃 事 務 局 後 記 𝄂

濃厚な内容をストレートにお話いただきました。

これからもパワフルに、周囲を巻き込みながら事業を盛り上げていってください!

株式会社コーラルアイ

起業の動機について教えてください

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代表取締役   川崎  貴紀

もともとIT企業に勤めていて、業務アプリケーション開発を30年ほど行っていました。そのうちにIoTという新しいテクノロジーが現れて、とても興味をひかれました。

そのころは農協と一緒に仕事をすることがあり、農業に近い仕事をしていたのですが、そこでIoT技術を活用したくても、まだ畑に電源がなかった。でもそのうちに、ソーラーパネルとかプロトタイプとかがでてきて環境が整ってきたんです。

テクノロジーの進歩によって、これまでに無かった新しいアイデアが登場して実用化されていくのを目の当たりにして「自由に、自分のやりたいことを事業にしたい。」と思い起業を決意しました。

SPRに入居するきっかけを教えてください

札幌市産業振興センターのセミナールームやICCクロスガーデン(ICCの会員が利用できるコワーキングスペース)を利用したことがあったので、この場所は知っていました。

入居するには、事業計画書とプレゼンテーション内容の審査があるということで、大変そうだと思いました。また、入居の条件のひとつである、「新規性」を考えると、難しいかもしれないと思いました。

北海道よろず支援拠点の窓口(実施機関:中小企業総合支援センター)に創業の相談に行った時にSPRを進められ、その日のうちに見学に来ました。

家賃が安く、部屋の大きさも十分だと思いました。

      (事務局補足:初回の審査で無事合格して入居されました。)

実際に入居してみてどうですか

           
オフィス

知り合いのSPR卒業企業から、同じスタートアップ企業との勉強会や交流会があると聞いていたので、それがいいなと思っていました。

コロナ禍の状況でなかなかそういう場が無いのが残念ですが、ICC(インタークロス・クリエイティブセンター。SPRと同じ施設内にあるプロジェクトメイキングのための入居施設)の入居者と情報交換ができたりと様々な交流があります。

コロナ禍が収束したら、是非、入居者の皆さんと交流できる場を増やして欲しいと思います。

事業の進捗状況はどうですか

IoTのツールやパッケージになっているサービスを、3年間で完成させる事業計画を立てており、現在は方向性も決まり順調です。

年内にある程度固まるようなものがあれば、マーケティング支援などをお願いしようと思っています。

SPRへの入居を検討されている方にメッセージをお願いします

マーティング支援や財務、経営に関する助言をもらえるので、入居者にとってメリットがあると思います。

「志があっても経営は素人な方」でもサポートを受けられるので安心ですし、夢を叶える近道になるのではないかと思います。

会社概要

  • 設立: 2020年9月2日
  • IoTコンサルティング/ソフトウェア開発

𝄃 事 務 局 後 記 𝄂

相談窓口にSPRを紹介されたその日のうちに見学に来られたという行動力が溢れる川崎代表。

インタビュー中は笑顔が素敵でとても優しいお人柄でした。自社開発サービスのリリースを是非ご期待ください!

合同会社Gugenka

起業の動機について教えてください

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合同会社Gugenka

代表取締役 丸山 和良

サラリーマン時代はシステムエンジニアとしてお客様の役に立つようにシステムの構築などを行ってきましたが、より直接的に社会に貢献したいと考えて起業しました。

SPRに入居するきっかけを教えてください

札幌市産業振興センターで開催されていた起業セミナーに参加した際にSPRの事を知りました。

安価で入居できるうえ、様々な情報を入手しやすい環境に魅力を感じて入居を希望しました。

入居した部屋の印象はいかがですか?

現在Cルームを利用していますが、起業したての弊社には十分な大きさです。また周辺も便利で落ち着いた環境で大変満足しています。

事業を成長させるために工夫した事を教えてください

IT業界は技術の移り変わりが早いので、日々勉強や情報収集を行うと共に、事業の進め方にもこだわりを持ち過ぎずに臨機応変に対応するように心がけています。

入居中、何か印象的なことはありますか?

「入居審査があるんですよね?すごいですね!」と言われる事があり、SPRの信用力が弊社の信用力向上にも役立っていると感じました。

役立った公的支援制度について教えてください。

創業にあたり「札幌市創業支援事業」を利用しました。これは登録された支援機関の支援を受けて認定されることにより、様々な優遇を受けられるものです。

当社では法人登記の登録免許税の軽減や政策金融公庫の利率引き下げに利用させて頂きました。

今後の抱負について教えてください

ドアカウンターの写真

自社サービスである「貼るだけ!ドアカウンター」を全国に広め、事業拡大を図りたいです。

SPRへの入居を検討されているかたにメッセージをいただきました。

SPRに入居すると様々な情報が手に入りやすく、人との繋がりも作りやすいと思います。

特に創業期の会社は人手も少なく、時間もないと思いますのでうまく利用する事によって事業を軌道に乗せやすくなると思います。

会社概要

  • 設立: 2018年4月18日
  • ITコンサルティング/システム企画・設計・開発および保守
  •     
  • 自社サービスの提供
  • 入居者異常早期発見サービス
  • 内見数カウントサービス

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