入居企業インタビュー

重要なお知らせ

令和5年4月からスタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)とクリエイティブルーム(CR)が統合されてSapporo Business VILLAGEになりました

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札幌市産業振興センターインキュベーション施設「スタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)」の 入居企業にインタビューさせていただきました!

株式会社 映画の空気

映画の空気の活動の始まりは?

小笠原氏の写真
代表取締役 小笠原 将士

2006年に映画館シアターキノが主宰した、映画上映実践セミナーに参加しました。札幌で映画を上映する人を育てようと開催されたものです。その頃は、日本映画界でいっぱい作品が作られているのに、映画を上映する人がいない、上映する場所がないという時代でした。

その後、セミナーの受講生たちと自分たちで実際に映画を上映しました。初めての上映会をやり遂げ、自分たちの団体を作ろうという話になり、Sapporo Cinema Project 映画の空気と名付け、非営利活動から始まりました。

15年ほど続けた非営利活動を会社にしたきっかけを教えてください

自分は放射線技師でもあるのですが、患者さんと接して、他の病院では見逃されてしまいそうなわずかな病変を見つける仕事に、強いやりがいを感じていました。なので、すぐに辞めようとは思っていなかったのもあり、24年間放射線技師の仕事をやっていました。

起業のきっかけは、父親の病気と友人の死でした。自分の“これから”を考えた時に、「後悔をしないように好きなことをやってやろう」という思いで起業しました。

“好き”を仕事にすることについて、良い面と辛い面があると思いますが、どうですか?

好きなことをビジネスにしない方がいい、と思って今までやらなかったのもあります。 2006年頃から何回か上映会を開催していたのですが、周りの人と、これをそのまま仕事にしてしまうと大変だよね、嫌いになってしまうかもね、という話をしたこともありました(笑)

奥さんも支えとなってくれているし、いざとなったら放射線技師の国家資格もあるので、いつでも働けるということもあり、決断しました。 “好き”を仕事にできて、今は楽しいです。

SPR入居のきっかけを教えてください

起業する前にさっぽろ産業振興財団の起業道場に参加して、施設見学をして、実際の広さとか家賃を確認して決めました。映画の空気の活動を15年も続けていると荷物が多いです。荷物を保管する場所を探していたのもあり、家賃も安いここに決めました。

実際に入居してみてどうですか?

思っていたよりも施設を自由に使えるなと思いました。 打合せなどについては、SPRの時間貸し会議室を使っています。入居者であれば、自由に利用できる会議室があるのは便利です。

スタッフ:SPR入居者様が無料で利用できる会議室があります。閉鎖された空間で、周りを気にする事なく、打合せや商談ができます。

今後使ってみたい支援はありますか?

札幌市と一緒にイベントなどをやっていきたいです。また、財団に入っているフィルムコミッションと何か出来ればいいな、と思っています。

また、補助金の情報が欲しいです。自分がどの補助金に当てはまるか、あまり明確ではない。逃さないように情報提供をしてほしい。

これから起業する方たちにメッセージをお願いします

まずは、自分から動くことですね。待っていても誰も動いてくれない。

自分は、税理士とか先に決めて、自分の事業に集中できるように準備しました。でも、税理士にはあまり頼りすぎないように、自分の会社なので、自分が主体的にやっていこうと思っています。自分からちゃんと考えてやっていかないと、どんなサポートがあっても、「出し切れない」と思っています。あと、札幌市が主催するセミナーとか、どんどん参加するのもいいと思います。

最後に一言お願いします

SDGsの上映会を予定しています。団体、企業、企業のSDGs担当者、教育関係の方々、興味のある方は、ご連絡ください。

高齢者施設での上映会も可能です。皆さんに大きなスクリーンで映画の空気を感じて欲しいです。

イベントの写真

会社概要

  • 設立: 2021年9月1日
  • 映画事業
  • ヘルスケア事業(診療放射線技師の検査請負)

事務局後記

日頃から、小笠原さんの交渉力、行動力、決断力の高さは、SPRスタッフも脱帽しています。

好きなことに対する情熱を語れば、応援したい!と思う人は多いはず。

小笠原さんの映画に対する思いが、親近感を生み出し、非常に好感が持てました。

これからも北海道の皆さんを映画の空気で魅了していってください!

皆さん、映画の空気の上映会に是非とも足を運んでみてください。

株式会社コーラルアイ

起業の動機について教えてください

川崎さんの写真
代表取締役 川崎 貴紀

もともとIT企業に勤めていて、業務アプリケーション開発を30年ほど行っていました。そのうちにIoTという新しいテクノロジーが現れて、とても興味をひかれました。

そのころは農協と一緒に仕事をすることがあり、農業に近い仕事をしていたのですが、そこでIoT技術を活用したくても、まだ畑に電源がなかった。でもそのうちに、ソーラーパネルとかプロトタイプとかがでてきて環境が整ってきたんです。

テクノロジーの進歩によって、これまでに無かった新しいアイデアが登場して実用化されていくのを目の当たりにして「自由に、自分のやりたいことを事業にしたい。」と思い起業を決意しました。

SPRに入居するきっかけを教えてください

札幌市産業振興センターのセミナールームやICCクロスガーデン(ICCの会員が利用できるコワーキングスペース)を利用したことがあったので、この場所は知っていました。

入居するには、事業計画書とプレゼンテーション内容の審査があるということで、大変そうだと思いました。また、入居の条件のひとつである、「新規性」を考えると、難しいかもしれないと思いました。

北海道よろず支援拠点の窓口(実施機関:中小企業総合支援センター)に創業の相談に行った時にSPRを進められ、その日のうちに見学に来ました。

家賃が安く、部屋の大きさも十分だと思いました。

(事務局補足:初回の審査で無事合格して入居されました。)

実際に入居してみてどうですか

オフィスの写真

知り合いのSPR卒業企業から、同じスタートアップ企業との勉強会や交流会があると聞いていたので、それがいいなと思っていました。

コロナ禍の状況でなかなかそういう場が無いのが残念ですが、ICC(インタークロス・クリエイティブセンター。SPRと同じ施設内にあるプロジェクトメイキングのための入居施設)の入居者と情報交換ができたりと様々な交流があります。

コロナ禍が収束したら、是非、入居者の皆さんと交流できる場を増やして欲しいと思います。

事業の進捗状況はどうですか

IoTのツールやパッケージになっているサービスを、3年間で完成させる事業計画を立てており、現在は方向性も決まり順調です。

年内にある程度固まるようなものがあれば、マーケティング支援などをお願いしようと思っています。

SPRへの入居を検討されている方にメッセージをお願いします

マーティング支援や財務、経営に関する助言をもらえるので、入居者にとってメリットがあると思います。

「志があっても経営は素人な方」でもサポートを受けられるので安心ですし、夢を叶える近道になるのではないかと思います。

会社概要

  • 設立: 2020年9月2日
  • IoTコンサルティング/ソフトウェア開発

事務局後記

相談窓口にSPRを紹介されたその日のうちに見学に来られたという行動力が溢れる川崎代表。

インタビュー中は笑顔が素敵でとても優しいお人柄でした。自社開発サービスのリリースを是非ご期待ください!