ウェブアクセシビリティ達成基準とその達成方法 (2017年度)

札幌市産業振興センターでは適合レベルAAに準拠(一部は適合レベルAAAに準拠)するために、次のような取り組みをおこなっています。

達成基準とその達成方法

適合レベルAAの達成基準表
達成基準 適合
レベル
達成方法
1.1.1
非テキストコンテンツの達成基準
A
  • 写真などの静止画像には代替テキストを提供します。
  • リンクにはリンクテキストを提供します。
  • 画像化したテキストに対して代替テキストを提供します。
  • 装飾目的の画像はCSSを用いて表示します。
注記:本サイトにはFlash形式の画像、画像のみのボタン、ASCIIアート、顔文字、ルート語を使用しているページはありません。
1.2.1
音声だけ及び映像だけ(収録済み)の達成基準
A 音声のみ、または映像のみのコンテンツはありません。
1.2.2
キャプション(収録済み)の達成基準
A 収録済の音声コンテンツはありません。
1.2.3
音声解説又はメディアに対する代替コンテンツ(収録済み)の達成基準
A 収録済の映像コンテンツはありません。
1.2.4
キャプション(ライブ)の達成基準
AA ライブの音声コンテンツはありません。
1.2.5
音声解説(収録済み)の達成基準
AA 収録済みの映像コンテンツはありません。
1.3.1
情報及び関係性の達成基準
A
  • 表には表であることや表の内容が分かるように適切な表題(キャプション)を設定します。
  • 表には見出し(ヘッダー)を設定し、見出しの方向はscopeを用いて設定し音声読み上げに対応しています。
  • 文章中、リストにすべきであると考えられる部分について、「・(中黒)」ではなくリスト要素を用いています。
  • ページ内において見出しが設定されるべきであると考えられる部分について、適切な見出しを設定しています。
1.3.2
意味のある順序の達成基準
A
  • 表示と音声でコンテンツの順序が変わること無く情報を伝えています。
  • 単語の途中にスペースやタブなどをはさみません。
    例)「日 付」「期 間」など
  • 文章の折り返し位置を調整するためにスペースやタブを埋め込みません。
1.3.3
感覚的な特徴の達成基準
A
  • 音声のみで伝わるような表現を心がけ、感覚的な表現を使用しません。
    例)「上の三角部分」「右下のリンクボタン」など
1.4.1
色の使用の達成基準
A
  • 色の違いを用いて情報を伝えているコンテンツに対して、同じ情報をテキストで補足し、文章だけでも内容を理解できるようにしています。
  • 配色だけではなく、模様や文章なども使用し情報を伝えています。
1.4.2
音声の制御の達成基準
A ウェブページ上にある音声が自動的に再生され、その音声が3秒より長く続くコンテンツはありません。
1.4.3
コントラスト(最低限レベル)の達成基準
AA 大きな文字、ロゴタイプなどを除くテキスト、および画像化された文字の視覚的な表現には、少なくとも4.5対1のコントラスト比をもたせるように設計しています。
1.4.4
テキストのサイズ変更の達成基準
AA コンテンツ又は機能を損なうことなく、テキストをブラウザの機能なしで200%までサイズ変更することができます。ただし、ツールの見出しやSNSボタン及び画像化された文字は除きます。
1.4.5
文字画像の達成基準
AA テキストで表示することが可能である時は、文字を画像化せずにテキストで表現しています。
2.1.1
キーボードの達成基準
A コンテンツのすべての機能が、キーボードインタフェースを通じて操作が可能です。
2.1.2
キーボードトラップなしの達成基準
A キーボードのTABキーや矢印キーだけで操作しているとき、特定の箇所からフォーカスが移動出来なくなることはありません。
2.2.1
タイミング調整可能の達成基準
A 制限時間を設定しているコンテンツはありません。
2.2.2
一時停止、停止及び非表示の達成基準
A 5秒以上続く点滅や自動的にスクロールするコンテンツはありません。
2.3.1
3回のせん(閃)光、又はしきい(閾)値以下の達成基準
A どの1秒間においても、コンテンツに3回よりも多く閃光を放つコンポーネントはありません。
2.4.1
ブロックスキップの達成基準
A 読み上げソフト用にもブロックごとにページの先頭に戻るためのリンクや、スキップが可能なリンクを用意しています。
2.4.2
ページタイトルの達成基準
A ウェブページに対して、コンテンツの内容が分かるページタイトルを提供しています。
2.4.3
フォーカス順序の達成基準
A キーボードのTABキーまたは矢印キーを用いて、フォーカスを受け取る要素を移動して、その順序が意味と操作性を損なわないように設計しています。読み上げた時、順序などに混乱が発生しないように設計しています。
2.4.4
リンクの目的(コンテキスト内)の達成基準
A リンクに対して適切な見出しや説明を提供しています。
2.4.5
複数の手段の達成基準
AA 目的のページに辿り着きやすいように、コーナーを設定する、関連するページをページ内にリンクで表示するなど、複数の到達手段を用意しています。
2.4.6
見出し及びラベルの達成基準
AA ページの内容が分かりやすい見出しをつけています。フォームには入力する目的や内容がわかるラベルを提供しています。
2.4.7
フォーカスの可視化の達成基準
AA キーボードで操作した時、フォーカスしている部分を認識しやすいように設計しています。
3.1.1
ページの言語の達成基準
A ウェブページの主な自然言語がどの言語であるかを、プログラムが判断できるように宣言しています。
3.1.2
一部分の言語の達成基準
AA 複数の言語を使用しているコンテンツはありません。
3.2.1
フォーカス時の達成基準
A キーボードのTABキーやカーソルキーでページ内を巡回した時、勝手にフォームを送信したり、新しいウィンドウを開いたり、他のコンポーネントにフォーカスを移動してしまうような、予期せぬ状況の変化が起きることはありません。
3.2.2
入力時の達成基準
A 利用者にわかりやすいテキストフィールドやボタン類を提供しています。
3.2.3
一貫したナビゲーションの達成基準
AA 複数のページ上で繰り返されているナビゲーションの仕組みは、繰り返されるたびに相対的に同じ順序で提供しています。
3.2.4
一貫した識別性の達成基準
AA 同じ機能を有するコンテンツに対して、一貫したラベル、識別名及び代替テキストを用いています。
3.3.1
エラーの特定の達成基準
A 利用者にエラーの場所や内容がわかりやすいように設計しています。
3.3.2
ラベル又は説明の達成基準
A 利用者に入力すべき内容やルールがわかりやすいように設計しています。
3.3.3
エラー修正の提案の達成基準
AA 入力エラーがある時は、利用者に通知し、修正の提案をしています。
3.3.4
エラー回避(法的、金融及びデータ)の達成基準
AA 利用者に金銭的取引などのための入力を求めるフォームを設置していません。
4.1.1
構文解析の達成基準
A W3Cの仕様に準拠したHTML技術を使用してコンテンツの作成をおこなっています。
4.1.2
名前(name)、役割(role)及び値(value)の達成基準
A W3Cの仕様に準拠したHTML技術を使用してコンテンツの作成をおこなっています。

補足:JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドライン(達成基準チェックリストの例)(URL http://waic.jp/docs/jis2016/test-guidelines/201604/gcl_example.html)に基づき適合レベルAAを基準にしたリストです。

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追加する達成基準

適合レベルAAAの達成基準表
達成基準 適合
レベル
達成方法
1.4.7
小さな背景音、又は背景音なしの達成基準
AAA 適用範囲に自動再生する背景音があるコンテンツはありません。
1.4.9
文字画像(例外のなし)の達成基準
AAA テキストで表現することが可能な内容については、画像を使用せずテキストで表現しています。
2.3.2
3回のせん(閃)光の達成基準
AAA 適用範囲に閃光が含まれるコンテンツはありません。

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